入力規則

April 24, 2018
excel データ入力 操作 機能 Mac

セルの入力値を制限

セルの入力を数字だけにしたい、項目から選びたいを実現するのがデータの入力規則です。簡単な操作で設定できるだけでなく、 関数を用いればより複雑な制限を実現することも可能です。

手順

1.制限したいセルを選択後、”データ”タブ > “データの入力規則”を選択。(Mac版では”データ”タブ > “検証”)

2.設定ウィンドウが表示されます。

以下の4つのタブで構成されています。

設定は説明が長くなるので、最後にします。

入力時メッセージ

入力時のコメントを設定します。。

以下の画面で設定します。タイトルとメッセージを入力します。”セルの選択時にメッセージを表示する”をオフにすると、 メッセージは表示されません。何も入力されていなければ、表示されません。

エラーメッセージ

入力規則に反した際に表示されるダイアログを設定します。

以下の画面で設定します。スタイルは3種類あります。

タイトルとメッセージを入力します。”無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する”をオフにすると、 メッセージは表示されません。

日本語入力

IME のオプションを設定します。

設定

設定では入力値の種類を7種類から選択することができます。

  1. すべての値:すべての値が入力可
  2. 整数:整数のみ入力可
  3. 小数点数:実数を含む数値が入力可
  4. リスト:選択肢から入力
  5. 日付:日付のみ入力可
  6. 時刻:時刻のみ入力可
  7. ユーザー設定:関数を用いて制限設定

1.はデフォルトです。2.3.5.6.は以下の設定値を設定します。

4.リスト

元の値に範囲を設定するか、以下のように選択肢を “ , “ で区切って記入します。

RED,BLUE,GREEN,YELLOW

“ドロップダウンリストから選択する”をオフにすると、リストは表示されません。

7.ユーザー設定

ここでは、判定基準のセルが “ON” の時だけ、入力できるようになっています。

数式に以下を入力します。

=IF(判定セル="ON",TRUE(),FALSE())
空白を無視する

設定には共通して”空白を無視する”のオプションがありますが、これをオフにすると、一度入力したものを削除したときに、 エラーメッセージが表示されるようになります。

データの入力規則は設定次第で作業性の向上を計る事ができます。

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