執筆:EugeneAmnis
独自連結QRコードの意図
AndroidアプリForMeへの情報伝達方法のひとつして開発したFormeQRCoder。フロントサイドの技術で構成され、ソースコードも単体のHTMLファイルのみなのでオフラインでもモダンブラウザがあれば、すぐにQRコードを作成することができます。
このFormeQrCoderには独自の連結QRコード作成機能があり、最大で1350文字のデータを送ることができます。本来ならJIS規格にある連結モードを利用したかったのですが、ゼロから実装をしなくてはならないので技術的、時間的にも難しかった点と独自とはいえ、簡易な仕組みにすることでサードパーティのシステムにも利用されやすくしたいという目論見もありました。
仕組み
FormeQRCoderでは450文字を超えた場合、文字列を450で分割し、文字列の最後に制御文字を添付することで連結モードを実現しています。ユーザーの操作性の観点から最大で3枚までのQRコードを描写することができます。
各制御文字列は以下になります。
- 450文字未満:無し
- 450文字以上900文字未満:_\f1,\f;
- 900文字以上:\f2,\f-,\f;
\f1又は\f2が読み込み文字列の最後にあった場合は連結モードとForMeは解釈し、画面上に読み取るQRコードの指示を出します。すべてのQRコードを読み取るか読み取りの中断をするまで連結モードは続きます。
連結モードのQRコードは必ず文字列の最後に制御文字を追加する必要があります。
本家のQRコード連結モードより、簡単に作成できるのでよろしければ活用してください。
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