アウトライン機能

Excelはデータを表で表示して管理するという性質上のため、入力するデータが多ければ多いほど視認性に問題が出てきてしまいます。行や列の固定などの機能である程度は対応できますが、設定データなど常に表示する必要のないデータもある筈です。そんなとき役に立つのがアウトライン機能です。

アウトライン機能

アウトライン機能とは指定した行や列を表示・非表示にする機能のことです。ただ表示・非表示するならば左クリックからできる機能と変わらないと思われるかもしれませんが、アウトライン機能では表示・非表示をグループという単位で行います。グループ化が適用されるとヘッダー部分に+又は-のマークが出現し、このマークをクリックすることで表示・非表示を切り替えることが出来ます。

左クリックから設定する表示・非表示は一度非表示にすると切り替えが大変で容易に使用できるものではありませんでしたが、アウトラインでは気軽に使用できます。またグループ化を解除することで通常の状態に戻りまし、ネスト(グループの階層化)も可能です。

FormeStudio.xlsmVer2.682ではリボンでアクティブシートのアウトライングループを一括表示・非表示が可能なボタンを設置しています。よろしければご利用ください。

手の込んだシートでは活躍することの多い機能です。