執筆:EugeneAmnis
フォームでデータ入力
エクセルで作業をする場合ほとんどは、データ入力から始まると思います。エクセルはデータ入力を補助をする機能がいくつかあります。 その中のひとつがフォームです。
フォームとは以下のようなものです。
データを入力後に”新規”を選択すると、データ入力されます。
すでにクイックアクセスツールバーに登録している場合にはすぐに使用できます。登録していない場合は以下の手順で登録できます。
手順(Excel2013)
- “ファイル”タブを選択。(Excel 2011 for Mac ではクイックアクセスツールバー上で左クリック。)
- “オプション”を選択。(Excel 2011 for Mac では”ツールバーとユーザー設定”を選択し、5.へ)
- “クイックアクセスツールバー”を選択。
- コマンド内の”フォーム”を追加。
- 表を選択した後で、フォームを選択。
- ダイアログの”OK”を選択。
図での説明
1.“ファイル”タブを選択。
2.“オプション”を選択。
3.“クイックアクセスツールバー”を選択。
4.コマンド内の”フォーム”を追加。
5.表を選択した後で、フォームを選択。
6.ダイアログの”OK”を選択。
注意!
データ入力の際は“新しいレコード”の表記になっているか、必ず確認して下さい。 ” 1 / 5 “ のような表記の際は”新規”を選択しても、上書きされます。
フォームの特徴
フォームはエクセル標準の機能である為、すぐに導入することができます。編集や検索などの機能もあり、多機能です。 ただし、いくつかの制約があります。
- 表示できる項目数は32まで。
- 入力規則のリストは反映されない。
- デザインの変更はできない。
- データを入力した表に隙間があると、警告が表示されて入力できない。
最後はわかりづらいので、詳しく説明すると、
OK
color | number | list |
---|---|---|
red | 1 | item1 |
blue | 2 | item2 |
NG
color | number | list |
---|---|---|
red | 1 | item1 |
null |
||
blue | 2 | item2 |
という事です。尚、一度フォームを解除して再設定すれば、入力できます。
フォーム機能はデータ入力を便利にしてくれるだけでなく、データの検索などができ、作業の選択肢を増やしてくれます。 一度、クイックアクセスツールバーに追加するといつでも使えるので追加しておくと役に立つかもしれません。
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