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Excel 2019 for Mac での Dir関数

December 2, 2020
excel vba Mac
執筆:EugeneAmnis

Excel 2019 for Mac での Dir関数

Dir関数と言えば、Mac版の VBA では必ず問題になる関数ですがExcel 2019では大きな改善が見られました。今回は Mac版での Dir関数の挙動について説明していきます。

Dir関数

Dir関数は指定されたパスが存在したら、ファイル名またはフォルダ名(オプション)を返す関数です。パスが存在しない場合は”“(空?)が帰ってきます。ワイルドカードを使う事により、指定されたパスを連続してファイル名を返してくれます。体感では利用者が多いと思われる関数です。

サンプルコード

Sub dirTest()

Dim path As String

path = ThisWorkbook.Worksheets(2).Range("B3").value

ThisWorkbook.Worksheets(2).Range("B6").value = dir(path)

End Sub
Sub dirTest()

Dim buf As String, i As Integer

buf = dir(Range("B3") & Application.PathSeparator & "*.csv")

i = 10

Do While buf <> ""
        Cells(i, 2).value = buf
        buf = dir()
        i = i + 1
    Loop

End Sub

Windows版では以下のように動きます。

Mac版ではExcel 2016まではワイルドカード付きのDir関数は使用できませんでした。

Excel 2019

Excel 2019から使用可能になりました。Windows版と同じ挙動をしています。ただし、初めてアクセスするフォルダではアクセス権の付与が必要です。(アクセス権についてはここで説明しています。)

これを初めて確認した時、あまりの感動にパソコンでしかツイートしないと決めていたのについスマホでつぶやいてしまいました。それだけMacのVBA使いに取っては衝撃の走る出来事でした。

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