執筆:EugeneAmnis
プログラミングと英語
ほとんどのプログラミング言語は英語で構成されています。プログミングをする上でどの程度、英語力が必要なのかをあくまで個人の感想レベルですが解説します。
英語は必須?
プログラミングをし始めると英語と接する機会は非常に多くなります。元々の言語自体がそうですし、そのドキュメントの英語で書かれているものの方が多く存在しています。日本語話者より英語話者の方が遥かに多いのでトラブルシューティングのQandAも英語でヒットすることが多いです。更には開発環境自体が英語で表記されているのがデフォルトになっているのが多いです。
ただし、必要とされる英語力は中学英語程度あれば十分、無くてもスペルを読める程度あれば良いかなというのが個人的な感想です。プログラミングをしているということはPCを操作しているということと同義ですから、ブラウザの翻訳機能でほとんどどうにかなります。
プログラミング自体も単語を覚えるわけではなく、機能を覚えていく形になるのではっきり言ってただのラベルのようなものです。今の開発環境やエディタはスニペットが表示されるのでそこから選ぶほうが早い場合もあります。勿論、不自由なく英語が使えれば理解の解像度は高まるでしょうが、必須とは言えないと思っています。ただ関数の命名でセンスが大きく出るので全く学習しないのはお勧めしませんが。
筆者自身は機械工時代、マザーマシンや刃具の検査表や技術書が英語しか存在しないという日本では稀な製造技術を必要とする現場にいたため、当時和英辞書を入れて引っかきながら、仕事を覚えてた時期がありました。アメリカのその技術の総本山で研修や開発のイロハを教えてもらう機会を得ましたが、技術書や技術者の指示はわかるが日常英会話はほぼ不可能という微妙な空気感で仕事をした覚えがあります。でかいヒゲモジャのアメリカのおじさん方に気を遣わしたのを思い出すと今でも苦笑してしまいます。
そのせいか、自身の開発したForMeには単語帳機能を付けています。受験や試験で使う紙の短冊をリングでまとめたもののアプリ版です。元は仕事中のスキマ時間で専門用語や資格試験の学習の一助になればと思い、付けた機能ですが個人的にNPGLと呼ばれる日常で英語話者が使用することの多い単語をまとめたものを加工し、時折思い出したかのように100問しています。
以前はそれプラスDSの英語漬けを引っ張り出して毎日していましたが、たまに出てくる口の悪いキャラに腹をたて、せっかく最高位に近いスコアを維持してたのにやめてしまいました。
根本には若い頃のアメリカでの経験とシャーロック・ホームズやフィリップ・マーロウを英語で読んでみたいという下心もあり、ほそぼそと続けていますが話せる様子も聞こえる様子も、関数の命名センスも向上する様子はありません。いい加減、英会話教室も考えたほうがいいのかもしれませんね。
まぁ、話せるようになることが目標ではなく、読めることが目標なのでこのままでもいいのかなと思う物臭な自分が居ます。